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エキゾチックアニマルの診療も行っています
ウサギ・ハムスター・フェレット・小鳥もお気軽にご相談ください
エキゾチックアニマルとは、ウサギ・ハムスター・フェレット・小鳥などの小動物のことです。神戸市灘区のもみの木動物病院では、ワンちゃん・ネコちゃんだけでなく、これらの小動物の診療も行っています(爬虫類・カメは診療対象外となります)。
これらの小動物のうち、雌のウサギは子宮がんなどの子宮の病気にかかりやすいので、雌のワンちゃん・ネコちゃんと同様に、不妊手術を受けられることをおすすめしています。ウサギの不妊手術はあまりポピュラーではありませんが、当院で受けられますので、神戸市灘区のもみの木動物病院までお気軽にご相談ください。
ウサギのよくある病気
生殖器疾患(子宮疾患・精巣疾患)
ウサギは高齢になると生殖器疾患の発症率が高まります。
特に子宮疾患の発生頻度はとても高いです。子宮の病気で多いものは内膜過形成・癌・筋腫・水腫などです。末期的な状態にならないと元気や食欲に変化が現れにくいため、発見が遅れがちになります。子宮の病巣から出血がある場合は尿に血液が混じるため、血尿が見られることがあります。
精巣疾患の多くは精巣が腫れていることで気付くことが多く、元気や食欲に変化が現れにくいです。精巣が大きくなって床面に擦れるようになると傷から細菌感染を起こし、腹膜炎などの致命的な病態を招くことがあります。
これらの疾患は若いうち(約1歳半まで)に不妊・去勢手術を済ませておけば予防をすることが可能です。生殖器疾患の他にも雄同士のケンカや望まない妊娠の予防にもつながります。
不正咬合
ウサギの歯は人間の歯と違い一生伸び続けます。そのため何らかの要因により奥歯が正常に噛み合わなくなったり、前歯が伸びて口腔内を傷つけたりするなどお口の中で様々なトラブルを起こします。食欲低下、ごはんを食べにくそうにしている、よだれが多い、目やにがよく出るなどの異変に気づいたら一度当院までご相談ください。
スナッフル
副鼻腔炎や気管支炎など上部気道で起こる症状の総称です。頻繁なくしゃみ、鼻水、目やになどの症状が現れます。鼻がつまって呼吸がしにくくなるため、十分な食事を摂ることができなくなってしまうことがあります。
泌尿器疾患(尿路結石症)
尿路結石とは膀胱や尿道などに結石ができる病気です。結石ができると頻尿や排尿困難などの排尿障害を引き起こすことがあるほか、結石が粘膜を刺激して膀胱炎や尿道炎などの炎症を引き起こし血尿が出ることがあります。結石により尿道が塞がれてしまうと、元気食欲が低下し、排尿時にいきむ動作をするようになります。
ハムスターのよくある病気
腫瘍
ハムスターは、腫瘍ができやすい動物とされています。腫瘍が良性か悪性かによって治療方法は異なりますが、いずれにせよハムスターにとって負担となりますので、1歳を過ぎたころから注意するようにしましょう。
皮膚病
ウイルスの感染、不潔な飼育環境などの原因で、皮膚病にかかることがあります。主な症状として、かゆみ、脱毛などがあります。まずは皮膚病が起こっている原因と追究したうえで、適切な治療を行って症状を改善していきます。
下痢
細菌・ウイルスの感染により、下痢を起こす場合があります。また、内臓疾患や腫瘍が原因で起こることもありますので、異変に気づいたらすぐに動物病院を受診するようにしましょう。
フェレットのよくある病気
インスリノーマ
インスリノーマとは、膵臓のインスリン分泌細胞で起こる腫瘍で、発症するとインスリンが過剰に分泌されて、低血糖を起こす場合があります。「ぐったりしている」「昏睡状態になっている」「よだれが出ている」「ガクガクと震えている」などの異変に気づいたら、お早めに受診してください。
リンパ腫
フェレットのリンパ腫は、近年増加傾向にあり、肝臓や膵臓など、様々な部位で発症します。食欲低下、体重減少、下痢、呼吸困難、歩行異常などの症状が現れますが、原因ははっきりわかっていません。
異物の誤飲
好奇心旺盛なフェレットでは、異物の誤飲がしばしば起こります。飼育環境にフェレットが飲み込みそうな異物を置かないように注意しましょう。
小鳥のよくある病気
自咬症・毛引き症
毛引きそのものは正常な行動ですが、過度に毛引きにより脱毛が起こった場合には、毛引き症と診断されます。悪化すると、自分で自分の皮膚を傷つける自咬症となる場合があります。
疥癬
トリヒゼンダニが原因で起こる皮膚の病気で、主に口角から起こり、徐々にくちばし、顔面、脚全体へと広がっていきます。
卵詰まり(卵塞)
卵が産道で詰まる病気です。腹部の膨満、痛み、食欲低下などの症状が現れます。不潔な飼育環境や、運動不足などが原因で起こり、産卵日・産卵中によく起こるので注意が必要です。