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- ドクターズインタビュー
なぜ獣医師を目指されたのですか？
中高生の頃に、若者達が北海道で生活するドラマを見たのがきっかけです。彼らは牛を飼いながら生活していて、その風景に心が惹かれました。そこから牛や豚、鶏などといった、いわゆる産業動物を診れるようになりたいと、獣医師を目指しはじめました。
もみの木動物病院の診療方針を教えてください。
人と動物の絆を大切に、飼い主様の考えを尊重した診療を心がけています。
当院では、飼い主様が動物と楽しい時間を過ごすお手伝いをしたいと考えています。それを実現するためには、人と動物の関係性をしっかりと把握したうえで、飼い主様のお気持ちに沿った対応をしなければなりません。
そのため当院では、動物の健康を守るのはもちろん、飼い主様の迷いや不安、望み、価値観などを聞き出し、寄り添った対応をするように努めています。
飼い主様の思いは、どんなことも決して「わがまま」なんかではありません。ぜひ気軽に、お考えを聞かせてください。
もみの木動物病院の今後の展望を教えてください。
今後は高齢化の進行に伴い、「ペットをどう飼い続けるか」「具合が悪いときにどう受診するか」という問題が、ますます大きくなってくるのではないでしょうか。当院はそうした問題から目を逸らさず、オンライン診療やオンライン相談など、できることを積極的に実行していきたいと考えています。
もちろん、ご高齢の方がペットを飼われるのは、簡単なことではありません。しかし同時に、そういった方にほど、ペットが必要なのだとも思います。
年齢や病気、障害を理由にペットを諦めることがないよう、あらゆる方の「ペットを飼いたい」という気持ちを後押ししていきたいです。
先生にとってのやりがいは何ですか？
常に全力で診察にあたっているので、やりきったという達成感はよく感じています。ですが、やはり一番嬉しいのは、以前ペットを亡くした方が、次のペットを迎えてまた来院されたときです。ペットとの別れはどうしても辛く、次に進むのは簡単なことではありません。それをよく知っているからこそ、新しいペットと共に来院される飼い主様を見ると、「前のペットとの生活が幸せだったんだ」「そしてそれが次のペットへと進ませてくれたんだ」と、安堵と喜びを感じます。
HPをご覧の方にメッセージをお願いします。
もみの木動物病院では、飼い主様と動物の絆を大切に、安心安全な治療をご提供しています。ペットに気がかりな症状がある方、予防接種や健康診断を受けさせたい方、これからペットを迎える予定の方など、どのような方もどうぞお気軽にご相談ください。
もちろんそうは言っても、実際に来院されるまでには、少なからず迷いやとまどいがあることと思います。このホームページから当院の雰囲気やスタッフの優しさが伝わり、少しでも飼い主様の不安の解消、来院の後押しにつながれば嬉しいです。